新舞鶴全景

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舞鶴全景 市街地の西、忠魂碑がある四面山から北東方向を望む。手前を横切っているのが寺川、右手奥に延びる通りは向かって右側が八島通、左側が大門通。軍港らしく、市街地上空を飛ぶ軍用機が描き込まれているのはご愛敬といったところか。
 その一方で、左手奥の大浦半島方面の山並みは、不自然に修正カットされているように見える。要塞地帯の地形を、むやみに知られぬようにとの防諜上の配慮からであろうか。この絵葉書もそうだが、敗戦以前の舞鶴若狭湾地方を撮影した絵葉書には、かならず軍の検閲を経ている旨が記載されている。