大門通

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舞鶴大門(おおもん)通 鎮守府・軍港の整備とともに作られた新舞鶴(現東舞鶴)の市街地は、碁盤の目上に区切られ、南北の通りは西から順に一條通から九條通、東西の通りは富士、八島、敷島といった日本海軍草創期の軍艦の名前が付けられた。しかし大門通だけは軍艦名に由来せず、かつてこの通りが軍港内を通っており東西の門が設けられていたことから名付けられたのだという。

 
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萬代橋 市街地の東側を流れる与保呂川にかかる萬代橋越しに、南東方向を望む。この角度のカットの絵葉書は何種類も残っており、新舞鶴を紹介する絵葉書のシリーズを作る際にはかならず撮影されたスポットのひとつであったようだ。

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白糸(しらいと)橋より大門通を望む こちらは市街地の西を流れる寺川にかかる白糸橋から、東を望んだ写真。

 大門通は、現在は国道27号となっている。かつては商店が軒をつらねる目抜き通りであったが、近年はすっかりシャッター通りの様相を呈していまっている。